19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(沖縄県)[sage saga]
2012/11/20(火) 21:40:08.15 ID:hZRm6eD/o
あずさ「彼女たちなら、四条貴音の魅力を――」
「なにしてんの、山田ちゃん?」
山田「仕事の話だ。邪魔をするな」
「へへ、怖い怖い〜って、おぉ〜アイドルの三浦あずさじゃん?」
あずさ「元、です」
「えぇ? 辞めちゃったの???」
あずさ「…………」
山田「向こう行ってろ!」
「へいへい」
山田「仕事の話に戻るけど、落ち目の事務所を起用しようとしてるのにそれはないでしょう」
あずさ「――ッ」
山田「大体ね、その三人はまだ復帰してないじゃないか。過去の栄光に縋っているだけじゃ――」
「すいません、休憩室へ案内してください」
あずさ「あ――!」
山田「うん? 休憩室? ……あんたは確か」
「私の先生があちらでお待ちになっています」
山田「先生?」
「はい、Athena Glory、と言います」
山田「あ、あれは……!」
「先生を待たせないでください」
山田「三浦さん、あの企画も白紙に戻すから!」
タッタッタ
「さすが、世界のオペラ歌手といったところですか」
あずさ「ありがとう、千早ちゃん」
千早「あずささんのスーツ姿、初めて見ましたが、随分と着こなしていますね」
あずさ「うん。……久しぶりね」
千早「はい。と、いっても一ヶ月と少しですよ」
「――!」
千早「Si, ho capito!」
あずさ「あの方はなんと……?」
千早「ここで待ってる、と」
あずさ「まあ、イタリア語はマスターしたのね」
千早「いえ、カタコトです。……髪も伸びましたね」
あずさ「そうなの。……また、伸ばそうと思っています」
千早「…………」
あずさ「勘を働かせてみましたけど……ダメですねこれでは」
千早「……?」
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