過去ログ - フィアンマ「あ、あん、安価で世界を」上条「あんかけが何だって?」
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◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2012/11/22(木) 18:55:06.08 ID:UJap73Kb0
そんな訳で、右方のフィアンマは学園都市へ侵入した訳である。
部下を使うという手もあったが、自分の思い通りの事を進めるには、やはり自分が直接出向くのが一番だ。
そして。
フィアンマ「……」
道に、迷った。
辺りを見回す。
現在地が何処かすら、さっぱりわからない。
上条当麻の容姿は、調べたので知っている。
つまり、あの少年さえ見つかれば、道がわからずとも問題は無い。
フィアンマ(…そのはずだ)
不安を誤魔化しながら、フィアンマはてくてくと歩く。
少し移動し、高い場所から辺りを見回すと、住宅の中、偶々カーテンの開いていた窓越しに、上条当麻を発見した。
接触して、何と話しかけよう。
考えていると、足が滑り。
フィアンマ「…、」
落下した。
幸運にも、上条宅のベランダに引っかかった事で死亡や負傷(を防ぐ為の魔力消費)は免れた。
強打した腹部が痛い。
どうして肝心な場面で妙に失敗してしまうのか、と非常に情けない気分になりながら打ちひしがれていると、窓が開いた。
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