過去ログ - フィアンマ「あ、あん、安価で世界を」上条「あんかけが何だって?」
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◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2012/11/24(土) 21:21:47.03 ID:QqhVOU3T0
《
>>110
×濡れば ○塗れば うわ恥ずかしい…近頃誤字率高くて申し訳ないです 本場の味はそんな味なのか…イギリス……》
上条「……そ、素材の味を大事にした料理なんだな!」
正直、自分の作った料理だったら、レシピに対してボロクソに言っていたかもしれない。
不味いというのとはまた違う。こう、あからさまに物足りないが、何が物足りないのかわからない味。
自分から要求したし、フィアンマがベストを尽くしてくれたことはわかるので、上条は口ごもり気味に笹かまを食べる。
笹かまフライは笹かま自体に塩気があるので、まあまあ美味しくいただける。レモンをかければ、まあまあ。
本当に、そう、素材の味、素材らしい味がする。油の臭いが付加されただけ、といった感じの。
フィアンマはそんな上条の様子を見、食事の手を止めて立ち上がると、台所に引っ込んだ。
上条が首を傾げていると、ホワイトソースらしき甘い匂いがした。
やがて彼女が鍋ごと持ってきたのは、バターの残りと小麦粉の残り、冷蔵庫内の牛乳を使ったホワイトソースだ。
素材から作るというのはなかなか珍しいので上条は目を瞬いたが、そもそも彼女はインスタントラーメンやカレールーを知らない人間だったのだ。
スパイスからカレーを作るように、牛乳からシチューを作ったのだろう。それの応用。
とろとろとしたホワイトソースを白身魚にかけ、レモンを脇に除けて。
フィアンマ「…これで多少はマシになると思うのだが」
鮭のムニエル(ホワイトソース掛け)という料理がある。
上条「ありがとな」
礼を言って、食べる。
ホワイトソースの甘い、そして適度な塩味が先ほどの微妙さを覆っていた。
鍋を片付け、再び食事の席へついたフィアンマは、食事を再開しながら上条の様子を窺う。
フィアンマ「これ以上の対処は出来んが、多少マシにはなったか?」
上条(
>>118
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