過去ログ - フィアンマ「あ、あん、安価で世界を」上条「あんかけが何だって?」
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◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2012/11/25(日) 01:44:37.14 ID:KsVYo4EJ0
上条は迷い悩み、視線を横にやる。
そしてサーフィンボード置き場から一つのボードを手にすると、波に向かって慣れないながらも漕ぎ出してみた。
ぱちゃぱちゃと手で漕ぎ、頭の中にぼんやりとあるサーファーの姿を思い浮かべ、波に乗ってみる。
プロサーファーではないので酷くグラついたが、それでも何とか波に乗ることは出来た。
楽しいし、風が心地良いと感じる。
ふと視線を向けると、フィアンマは考え事をしている表情で、プール端に腰掛けていた。
しかし、上条と目が合った途端、可愛らしい笑顔で手を振る。
上条は片手でボードを押さえてバランスを取りつつ手を振り返すと、波の形のままに、落ちていった。
落下というよりも、滑り落ちる感じではあった。
水面に到着したところでボードから滑り落ち、上条は最後の最後で格好がつかないと項垂れた。
ボード片手に近寄ると、フィアンマは見ている方が楽しいと感じたのか、周囲のサーファー(のように波乗りをしている一般客)を見ていた。
フィアンマ「随分と高い波だったな。怪我は無いか?」
上条「大丈夫大丈夫」
フィアンマ「格好良かった」
にこ、と笑みを浮かべながら面と向かって褒められ、上条は慣れない感覚に口ごもる。
その場を逃げ出すようにボードをしまったところで、放送が流れた。
清掃を行う為、本日は午後から休館です、とのことである。
上条「…帰るか」
フィアンマ「そうだな」
顔を見合わせて笑み、それぞれが脱衣室に消える。
施設内のシャワーを浴び、髪を乾かし、元の服に着替えた二人は室内プールから出た。
プールで身体を動かした為か、程よい疲れが身体に残っている。
上条「今日は外食にするかな…」
フィアンマ「何処に行くんだ?」
上条「んー…」
此処から近い場所は、ファミレスだとか、ファーストフード店だとか、そんなもの。
予算的に、というか、身の程的にも、高級レストランなどに行くつもりは無い。
水着や着替え前の下着等が入ったバッグは、フィアンマが魔術を使って家へ送ったので、身軽である。
ちなみに周囲は空間移動能力の一環だと思ったらしく、何の問題も無かった。
何処に食べに行く?(例:蕎麦屋、ファミレス等)>>+2
《今日は寝ます。
明日は夕方位に来ます。小ネタ浮かびそうなので、浮かんでも投下しに来ます。
お疲れ様でした》
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