過去ログ - フィアンマ「あ、あん、安価で世界を」上条「あんかけが何だって?」
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◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2012/12/01(土) 22:58:51.76 ID:6OUpOauJ0
八月三十日。
夏休み二日前だが、宿題に追われる上条に希望などなかった。
上条「だ、ダメだ、終わらない…」
不幸だ、と項垂れる上条当麻。
彼の夏休みはトラブルでだいぶ潰れたので、確かに不幸としか言い様が無い。
勿論自分が首を突っ込んだというのもあるが、それにしても。
上条「うう…」
フィアンマ「でももう少しじゃないか?」
上条「そうだけど…」
その数問が解けないのだ、と上条はだるそうに机に上体を預ける。
フィアンマは上条の手からペンを攫い、かりかりと数式を綴った。
何故わかるのだ、とため息をとめどなく漏らす上条。
フィアンマ「魔術を扱うには最低限の知識が必要になるからな」
上条「じゃあ魔術師って皆頭良い訳…?」
ちくしょう、と意味の不明な悔しさに駆られつつ。
上条はむくりと起き上がり、数学の宿題を終わらせるのだった。
八月三十一日。
どうしてこうなった。
思いながら、上条は高級ホットドッグ(一つ二千円)を食べていた。
勿論『無能力者』の彼が進んでこんなブルジョワジーな食事をするはずもなく。
当然、現在隣で同じものを食べている『超能力者』第三位、御坂美琴の奢りであった。
土御門や青髪ピアスとだべっていたところ、連行されたのだ。
何でも、苦手なヤツが居るから恋人のフリをして欲しいだとか、そういう話で。
仕方なく付き合っていた上条だが、途中から事情が変わった。
アステカの魔術師と名乗る男が、自分を殺しに来たのだ。
壊れた廃ビル、ガレキの下。
敗北した男は、アステカの魔術師は、上条を見上げていた。
海原「彼女を、守ってくれますか。…彼女、…御坂美琴と、彼女の周囲の世界を」
勝利した上条は、ゆっくりと深呼吸を繰り返した。
上条「
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