過去ログ - フィアンマ「あ、あん、安価で世界を」上条「あんかけが何だって?」
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266: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2012/12/02(日) 19:35:27.56 ID:WZjoke8R0

九月十九日。
大覇星祭始まりである。
『大覇星祭』とは、学園都市に所属する全学校が合同で行う超大規模な体育祭。
開催期間は9/19〜25の七日間。
要は、異能者が繰り広げる大運動会である。
その為、燃える魔球や凍る魔球、消える魔球はザラであり、外部からの注目度も高い。
種目は学校単位のものから個人単位まで多岐に渡り、個人種目では上位三位内に入ると表彰される。

一日目ということで長ったらしい開会式を過ごしながら、上条は暇そうに親友と喋っていた。
フィアンマはというと、学生生活の中でも最も仲良くなったといえる姫神秋沙と会話している。

姫神「フェリーチェさんは。何か。興味のある種目はある?」

フィアンマ「んー…吹奏楽部の複数校合同パレード、というやつか」

姫神「私も。興味があるから。一緒に見よう」

和やかな会話の中約束を取り付けたフィアンマは、大覇星祭の雰囲気を楽しく感じ取っていた。
聖職者として、右方のフィアンマとして長年堅苦しい生活を送ってきた彼女に、お祭りの経験は無かった。
確かに祭と称される内容のイベントはあったものの、それらの内容は楽しいものではない。
儀礼的な意味合いの強い窮屈なお祭りと違い、今回はどこを見ても楽しそうだった。

開会式を終え、しばしの休憩(正しくは準備時間)である。
上条はごたごたと多い人ごみの中、フィアンマへと近寄る。
体操服から出ている白い腕は日焼けで痛くならないのだろうかと不安に思いつつ、上条は問いかける。

上条「そういえば、運動って得意なのか?」

余談だが、フィアンマはうまいこと魔術を応用して先生方の認識を騙している為、能力開発は受けていない。
魔術を使う度に支障を発生させる訳にはいかないからである。

フィアンマ「>>268


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