過去ログ - フィアンマ「あ、あん、安価で世界を」上条「あんかけが何だって?」
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[saga]
2012/12/02(日) 20:24:12.10 ID:WZjoke8R0
フィアンマ「人並みにはな」
多分、という言葉を呑み込んでそう彼女が答えたところで、放送案内が飛ぶ。
第一種目は棒倒し。
高等学校部門の第一種目にあたり、高校の一学年分の生徒が参加する団体競技である。
敵対する二組のグループが長さ7メートルぐらいの棒を各クラス一本立て自軍の棒を守りつつ相手の棒を倒す、とルールだ。
一般的なルールではあるものの、そこはやはり学園都市。
能力者は能力を使って勝利をもぎ取ろうとするし、この競技に限っては学園都市側もそれを推奨している。
上条「そっか。とはいえ、気をつけろよ。能力者は能力使うから火炎とかあるだろうし」
宗教上の問題で許されている為、フィアンマは体操服に修道服のフードを被っている。
勿論宗教のみではなく、彼女があまり顔を見せたくないという理由も、そこにはあるのだが。
それに火がつかなければいいがと思いながら、上条はフィアンマを手招いて競技場へ向かう。
フィアンマ「そんなに気をつけずとも、最悪当麻が守ってくれるだろう」
上条「え、」
フィアンマ「……冗談だよ」
上条「…別に、俺は冗談じゃなくても…お前のことなら守るし…」
肝心なところで態度も台詞も通じあわないので、いつまでたっても発展しないのがこの二人である。
上条「ちくしょう、負けた…」
フィアンマ「努力が必ず実を結ぶ訳でもあるまい」
仕方が無い、と緩く首を横に振り、フィアンマは上条を慰める。
第一種目の棒倒し、上条の学校は残念ながら負けてしまった。
小萌先生が残念そうな顔をしていたことが尚更悲しい。
現在行われているのは四校同時借り物競争。
個人種目である為、上条達はのんびりと駄弁りながら歩いていたのだが。
借り物競争選手、御坂美琴の借り物の条件が上条に相当した為。
そんな彼女に引っ張られ、上条は持って行かれてしまった。
結果的に一人になったフィアンマは姫神とのパレード鑑賞へ移行することにしたので、問題は無く。
姫神「? さっきまで。上条君と。歩いていなかった?」
フィアンマ「そうだが、連れ去られてしまってな」
姫神「連れ。去られ?」
フィアンマ「そうだよ。…ところで」
姫神「何?」
フィアンマ「お前は、当麻のことが好きなのか」
軽い調子での質問に、姫神は無表情で(というか感情があまり顔に出ないタイプなのだ)沈黙する。
しばし黙った後、彼女は言葉を返した。
姫神「
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