過去ログ - フィアンマ「あ、あん、安価で世界を」上条「あんかけが何だって?」
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◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2012/12/02(日) 21:17:48.94 ID:WZjoke8R0
姫神「……それなりに」
友達としては好きである。これは普通のことで。
しかしそれ以上に、異性としても好きかというと、微妙なラインに姫神は立っている。
決して上条のことは嫌いではないが、心底から愛しているかというとそうでもないような。
否定とも肯定ともつかない曖昧な答えに、フィアンマは小さく笑う。
フィアンマ「そうか」
姫神「どうして。そんなことを。聞くの?」
フィアンマ「…もし、お前が当麻のことを好きなら。……当麻を幸せにしてあげて欲しかったんだ」
姫神「……フェリーチェさんが。するのでは。ダメなの?」
フィアンマ「…駄目だ」
寂しそうな笑みは、フードに隠した。
上条と一緒に居るフィアンマも、フィアンマと一緒に居る上条も、世界で一番幸せそうな顔をしているのに、どうしてそんなことを。
不思議には思えど、そこまで突っ込んで聞いてしまっても良いものかいまいち判断のつかなかった姫神は、パレードへ視線を向けた。
複数の学校の吹奏楽部が合同で演奏する曲目は、その辺のオーケストラに負けない耳心地だ。
姫神「楽しい」
フィアンマ「…ん」
一方。
上条当麻は御坂美琴から解放され、安息の場所を求めてふらふらとしていた。
そんな彼へ、土御門元春は声をかける。少し、申し訳なさそうな声音で。
何事かと近寄った上条は、トラブルの前兆に眉を潜める。
そこに居たのは、かつてアウレオルスに対峙した魔術師、ステイル=マグヌス本人の、姿。
そして聞かされたのは、学園都市が危機に瀕していること。
『刺突杭剣』―――否、正しく判明した呼称で表すのならば、『使徒十字』という恐ろしい霊装を持っている敵が潜入していること。
その解決へ、出来ることなら上条当麻の『幻想殺し』を借りたいと、そういう話だった。
フィアンマはというと、小萌先生を発見して近寄っていった姫神秋沙と別れ。
上条を探してきょろきょろとしていた。当然、この人ごみでは見つかる筈もなく。
仕方が無いので何処かで休んでから動こう、と思ったところで、上条の両親へ拾われた。
刀夜「おや、君はこの前の」
フィアンマ「お久しぶりです」
敬語を使うのは慣れない、と思いながらも使い。
刀夜と詩菜に連れられるまま、フィアンマは移動した。
ちょっと寂れた、しかしだいぶ人の居る喫茶店へ、上条の食事場所を取る為に。
上条「それで、そのオリアナ=トムソンってやつを止める為に、俺はどうすればいいんだ?」
土御門「本当にいいのかにゃー? カミやんは一般人だし、楽しんで来てもいいんだぜい?」
上条「それが成功したら大覇星祭どころじゃねえだろ。さっさと終わらせて、さっさと戻ろうぜ。…で、何をすればいいんだ?」
土御門「
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