過去ログ - フィアンマ「あ、あん、安価で世界を」上条「あんかけが何だって?」
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◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2012/12/03(月) 00:29:59.42 ID:c2jLfL5X0
フィアンマ「額にキスでもしてやろうか?」
上条「キ、っ!? …もっと自分を大切にした方が、いいぞ?」
フィアンマ「……額への接吻は祝福の口づけ。知らんのか」
上条「知らない。十字教ってそんな言い伝えあるのか」
フィアンマ「まぁ、説明すると長くなるな。で、するのか」
上条「割とマジでしてくれんのか?」
上条の問いかけには、期待と揶揄の色。
こんな往来でまさかするはずがないだろうという見くびりと、応援だとしても女の子から口付けてもらえるという期待。
フィアンマは少しだけ視線を地面に落とした後、目を閉じろと一言告げた。
目を閉じた彼の額へ、柔らかな感触。せいぜい一秒程度触れたところで、離れる。
お互いに目を開け、互いの赤い顔を見て、閉口した後。
フィアンマは珍しくものすごく偉そうに言った。
フィアンマ「この俺様にここまでさせたんだ。必ず勝利の知らせと共に帰ってくるんだろうな?」
ものすごく偉そうで尊大、なのだが。
顔が真っ赤で、且つ羞恥からか目尻に涙さえ浮かんでしまっているので、正直威圧感は減退気味だ。
対して上条はしばらく顔を洗えないなどと考えながら、笑顔で頷いた。
上条「優勝して、帰ってくるよ」
有言実行。
周囲の『まさかとある高校が優勝出来る訳がない』という予想を覆しての大勝利。その末の本戦優勝。
あれは本当に呪いの類だったのか。幻想殺しの効かない呪いなどあるのか、と思いながら、上条は帰ってきた。
嬉しさのあまり感涙していた小萌先生や男子達と優勝の喜びを分かち合った後、上条はフィアンマの下へ戻ってきた。
上条「ただいま。一瞬駄目かと思ったけど、勝てたみたいだ」
フィアンマ「
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