過去ログ - フィアンマ「あ、あん、安価で世界を」上条「あんかけが何だって?」
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[saga]
2012/12/03(月) 01:09:27.58 ID:OM4BFMRw0
上条「お前に決まってるだろ?」
フィアンマ「人生最後の運を使い切って当てたであろうチケットだろう?」
上条「それは物の例え…というか、マジだけど。ほら、イタリアってお前の本国だろ?」
フィアンマ「まぁ、それはそうだが」
上条「一緒に行こうぜ」
イタリア語わかんないから翻訳してくれ、と付け加えつつ。
上条のほんわかとした誘いに、フィアンマはこくりと頷いた。
現在行われていることを考慮すれば、学園都市から離れた方が安全であるからだ。
翌日、九月二十六日。
空港を発つ際にひと悶着あったものの、二人は飛行機に乗り込んだ。
一日かかるフライトの後、イタリアに到着。
居る筈のガイドさんは手違いの為かおらず、個人的に見て回ることに。
上条「って訳でフェリーチェ…あれ?」
振り返れば、何故かフィアンマの姿は見当たらず。
迷子になってしまったのか、自分が迷子なのか、よくわからないまま、上条は歩き出す。
いかんせんイタリア語はわからない為、人に聞くことも出来ない。
上条(でもあの赤い服なら目立つよなー…)
きょろきょろ。
見回した先、上条は人間違いで声をかけた。
ローマ正教式のフードという何とも曖昧な判断で。
その相手の、修道女。名は、オルソラ=アクィナスという。
『法の書』の一部暗号を解読したばかりに命を狙われ、結果的にアウレオルスとインデックスに救われた、現イギリス清教所属の少女。
上条「フェリーチェ?」
オルソラ「? どなたのことでございましょう?」
この分でいくと、上条は女王艦隊問題に首を突っ込むだろうと予測しながら。
フィアンマは北イタリアから遠く離れた場所、聖ピエトロ大聖堂へとやって来ていた。
正確にいえば、帰ってきたというべきか。しかし、彼女はこの大聖堂を愛おしく思っている訳ではない。
フィアンマ「ビアージオ=ブゾーニは既に動いているのか?」
淡々と。
『右方のフィアンマ』としての顔で、問いかける。
問いかけを受けているのは、一人の女。
黄色い装束を纏った、『神の火』を司る前方のヴェント。
ヴェント「
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