過去ログ - フィアンマ「あ、あん、安価で世界を」上条「あんかけが何だって?」
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316: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2012/12/03(月) 01:43:32.43 ID:OM4BFMRw0

ヴェント「あー、まぁ………」

フィアンマ「…歯切れが悪いじゃないか。何か支障でも?」

完全に『右方のフィアンマ』として動いている時、基本的に彼女はフードをかぶらない。
既に鋼鉄の冷徹さという仮面を被っている以上、必要無いからだ。
そしてそのことが、彼女の中における区別なのかもしれない。

ヴェント「あのアホなら女王艦隊使って、彼女とクルージングしにいったよ……」

フィアンマ「…彼女?」

ヴェント「ま、少し予定が遅れるってハナシ。そんなに支障は出ない筈だケド」

あまり支障を出すようならこちらにも考えがある、とばかりに、ヴェントは退屈そうに息を吐き出す。
そして、そんなことより、とフィアンマを見やった。

ヴェント「長い事何処行ってたワケ?」

フィアンマ「俺様が何処に居ようと勝手だろう?」

ヴェント「まぁね。でも、立場考えなさいよ」

肩を竦め、彼女は立ち上がる。
ヴェントは科学サイドを潰せれば何でも良いのだ。

恨みを晴らせるのなら、何でも。



一方。
オルソラという修道女に案内を頼んでしまっていた上条は。
『女王艦隊』という霊装が科学サイドへの攻撃を仕掛けていると聞き、巻き込まれる形でオルソラと共に解決へ向かっていた。
黒幕である人間はわかっている。

上条(そういえば、フェリーチェはこういう事、知ってる立場なのかな…)

詳しく聞いていなかった、と思いながら、上条は眼前の敵を殴る。
アニェーゼ=サンクティスやルチアといった、口や態度は攻撃的でも優しい少女達を救う為に奔走する。
こんな不幸を振りまく右手でも誰かを救えると、上条はもう、確信したから。

上条「よ、やく…辿りついた…」

げほ、と噎せながら、氷で出来たドアを殴るようにして開ける。
ローマ正教の司教、ビアージオは面倒そうに上条を見やった。

上条「こんな事して、最悪戦争になるってわかってんのか、テメェ…」

ビアージオ「>>318


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