過去ログ - フィアンマ「あ、あん、安価で世界を」上条「あんかけが何だって?」
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◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2012/12/04(火) 17:05:27.67 ID:bX8NGDp30
《
>>360
×悪魔の真似 ○悪魔の仕業 ×嘘をついた ○言葉を放った》
冷えた身体を温かいタオルで包んであげるのが甘さだとして。
上条は、安易にそうはしなかった。本当のことを知りたかった。
今目の前に提示されている優しい幻想などではなく、本当のことを。
そしてその真実全ては、誰かから聞いた噂ではなく、彼女本人から知らされた言葉によって認識したかった。
「……フェリーチェ」
「…ん?」
彼女の笑顔はボロボロだった。
疲れたと表現すればいいのか、弱っているようだった。
「教えて欲しいことが、ある」
「…何だ? 俺様の答えられる範囲で良ければ、何でも答えるぞ」
痛々しく笑む彼女の顔を見ていられなくて、上条は背を剥ける。
「…前方のヴェントと戦った。…後方のアックアと、また顔を合わせた」
「……そうか」
「それで、さ。色々と変なことを、言われたんだ」
「…どんなことを?」
フィアンマは静かに上条に近寄り。
目を閉じて、上条を後ろから抱きしめた。
「…フェリーチェは、『右方のフィアンマ』で。俺の右手を欲しがってて、…更にその上の黒幕が、俺の親父だなんて、言われた」
「………」
「…おかしい、よな。俺も、変なギャグとしか思えない。だから、否定して欲しいと、思ったんだ」
「………」
「…フェリーチェが一言、…嘘だって、知らないって言ってくれたら、俺はそれを信じるよ」
上条も、ボロボロだった。
後ろから抱きしめてくる少女の顔を見るのが、怖いと思える程に。
1.本当のことを全て包み隠さずに話す(世界救済ルート)
2.わからない、と流す(日常ルート)
フィアンマの行動(数字指定投票。1IDにつき1票)
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