過去ログ - フィアンマ「あ、あん、安価で世界を」上条「あんかけが何だって?」
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◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2012/12/04(火) 20:17:22.43 ID:tFlpCJ0R0
《
>>378
美琴「」は美琴『』に脳内変換お願いします》
上条「実はな……顔が濡れて力が出ないんだ」
美琴『…はっ!?』
上条「実は上条さんの正体はコッペパンマンだったんだ」
美琴『え? え? いやいや待って、どういうこと?』
上条『ちょっと色々あって元気が…あー、これはコッペパン補給しないと駄目かもしれねえ』
美琴「こ、コッペパンなら何でもいいの?」
上条『多分大丈夫…あ、ピーナッツバターとか入ってると更に良しかもしれませんのことよ…』
美琴「ピーナッツバター入りコッペパンね。わかった、あ、明日の朝渡すから!」
言うなり、御坂美琴との通話が切れた。
騙され易いタイプなんだろうか、やっぱり中学生の女の子だな、などと思いつつ。
明日の昼食を見事ゲットと思う反面、お金はちゃんと返そうと思った。
そして。
上条は、本当に自分の顔が濡れていることに気がついた。
振り返れば、もう彼女は部屋に居ない。落ちているのは、彼女が自分の前ではほぼいつもしていたフードだった。
黒い布をそっと拾い上げ、上条はそれをベッドへ軽く畳んで置く。
『当麻は、許してくれないかもしれない。俺様の事を、嫌いになると思う。でも、俺様は当麻の事が大好きだったし、これからも大好きだよ。…これは、…これだけは、誰にも否定させない。嘘じゃ、ない』
上条「…嫌いになんかなる訳ねえだろ。……俺だって、お前のことが大好きだったし、大好きだよ」
笑って欲しいと思えた。お帰りと言ってくれて、嬉しかった。
些細な日常が幸せだと思えたのは、彼女が来てからだった。
例え第三者に、騙されていたのかと嘲笑されたとしても。
どんな悪意よりも、彼女の涙を信じることにすると、決めた。
絶対に、止める。
そして、『右方のフィアンマ』から、『オフィーリア』を助けよう。
そう、強く、思う。
十月三日。
フィアンマの居なくなった生活にほんの少しだけ慣れた上条は、飲み物をバッグへ突っ込んで学校に向かった。
小萌は突然失踪したフィアンマのことを心配していたが、今は復帰した時にサポートすべく、万全の姿勢でいる。
動きが無いことにはどうすれば彼女を救えるかわからない上条は、ひとまず、真面目に学生生活を謳歌している。
朝には御坂美琴からありがたくピーナッツコッペパンを頂いたので、昼食にも困らず、退屈な毎日。
そんな訳で、現在はクラス総出でのすき焼きパーティーに参加中なのであった。
上条「…姫神って、あんまり食わないタイプなのか?」
姫神「
>>383
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