過去ログ - フィアンマ「あ、あん、安価で世界を」上条「あんかけが何だって?」
1- 20
384: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2012/12/04(火) 20:36:27.83 ID:tFlpCJ0R0
>>382様 それは少し思ったのですが、前条さんは不幸コンプレックスだから堅実な未来を選ぶかな、と。後は"まだ"病んでないので…》


姫神「ギャ○曽根より食べるけど。今そんなに食べたら。迷惑だから」

上条「そんなに食えんのかよ」

すごいな、と嫌味でもなんでもなく言いながら、上条も少しずつすき焼きを口に運ぶ。
甘いタレと卵が絡み合った肉は噛む度に旨みが染み出して、美味しい。
きっと、彼女は食べたことが無い味だろう。

上条(…でも、食わせてやれないんだよ、な。…助けるまでは)

ぼんやりと思い、苦い表情になると水を飲み干す。
姫神はそんな上条の様子を見、そっと視線を逸らした。
上条は何も語らないが、何かがあったことくらい、察する事は出来る。

姫神「…上条君。春菊が。食べ頃」

上条「あんまり好きじゃないんだよな、春菊…」

小萌「上条ちゃん、好き嫌いは駄目ですよ! ちゃーんとお野菜も食べてくださいねー」

上条「はいはーい」

小萌「はいは一回ですー!」

見た目小学生ロリ教師に叱られつつ、上条はやっぱり、肉を食べるのだった。





バチカン、聖ピエトロ大聖堂。
右方のフィアンマは、退屈そうに本を読んでいた。
魔術に関するそれではなく、有名な悲劇『ハムレット』だ。

フィアンマ「…」

テッラ「失礼しますねー」

フィアンマ「……テッラ」

ぱたん、と本を閉じ。
少女らしさなど欠片も無い冷酷な青年の体で、低い声で言葉を放ち、フィアンマはテッラを見やる。
もはや彼女に、優しさや同情心など存在しない。
そんなものは、心の底、奥底の深淵へと押し込めた。

フィアンマ「『C文書』を使用するのだったか。上手くいく見込みはあるのか? 生半可な気持ちで動かれては支障が出る」

テッラ「>>386


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/592.28 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice