過去ログ - フィアンマ「あ、あん、安価で世界を」上条「あんかけが何だって?」
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◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2012/12/04(火) 22:07:53.84 ID:tFlpCJ0R0
(っちですねー…)
かつてフィアンマとした会話をおぼろげながら思い出し。
しかしバチカンの場所は大まかに地図でしか見た事が無かった為、わからない。
歩けばすぐに到達出来る距離と予測は出来るのだが、うまくいかない。
(こっちですよー…)
先ほどから頭が痛いが、もしかするとこれは時差の影響なのだろうか。
出てきた時間も睡眠時間もそんなに問題無かったよな、と思い返しながら、上条はため息を吐き出す。
上条「駄目だ、誰かに聞いてみるかな…」
テッラ『聞けと言っているのがわからないのですかねー…人語を解さないか、異教の猿がッ!』
上条「うぉおっ!?」
上条(異教の猿って滅茶苦茶久々に言われたぞ…!)
素っ頓狂な声を出した上条に対し、周囲の人はちらりと一瞥して去っていく。
どうやら電話か何かをしていると判断してくれたらしい。
唐突に罵られた上条はきょろきょろと辺りを見回す。
ふと、ものすごく透けた、小柄な白人男性の存在に気がついた。
上条「…ええ…?」
風斬と同じ原理で出来ているのだろうか。
しかしここはバチカン、学園都市とは違う。
魔術も科学も集まれば人を創りだすのだろうか、と思いつつ、上条は恐る恐る問いかける。
上条「あのー…どちら様ですか? 何か、その、生きてる人っぽい雰囲気ゼロなんですけど…」
言いながらもビビっていないのは、上条が普段不幸な目に遭遇して慣れているからだろうか。
それとも、オカルトにすっかり感覚が慣れきってしまったからだろうか。不明だ。
テッラ『
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