過去ログ - フィアンマ「あ、あん、安価で世界を」上条「あんかけが何だって?」
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449: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2012/12/05(水) 20:39:28.61 ID:SolegE/q0

上条「……入ってこいよ」

フィアンマ「……、」

入っていいのかな、という雰囲気が漂っている。
上条の促しの言葉に怒っているかどうか測りかねているらしい。

上条「…入ってこないなら俺から行くぞ」

フィアンマ「…、…」

流石にけが人の上条を立ち上がらせたくはなかったらしい。
フィアンマは静かにドアを開け、丁寧に後ろ手で閉める。
雷に怯える子供のように少しずつにじり寄ると、視線をさまよわせた。
疲れている上に、落ち込んでいる。見て丸分かりだった。

フィアンマ「……」

上条「……」

えっと。
何かを言いかけ、彼女はそう言葉を零した。
辛抱強くその先を待つ上条だったが、いつまで経ってもフィアンマは言葉を放とうとはしない。
数分黙り込んだ後、絞り出したように、蚊の鳴くような声で、彼女は言う。
静かな病室でなければ聞こえない、落ち込んだ声で。

フィアンマ「…………止めに来てくれて、ありがとう。…ごめんなさい」

上条「>>451


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