過去ログ - フィアンマ「あ、あん、安価で世界を」上条「あんかけが何だって?」
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487: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2012/12/05(水) 23:28:17.23 ID:p3pDonud0

垣根「ねーよ、んなもん」

言っても、眼前の超能力者の眼光は和らがない。
当たり前だ。自分だって、きっとこうした懐疑の目を向けるに決まっている。
思いながらも、垣根は嘘か本当か、曖昧な言葉を続けていく。

垣根「……それでもあえて言うなら……そうだな、たまには人と一緒に食べたい、そう思ったからかな?」

性善説を信じている垣根帝督だからこそ、こんな言葉が吐ける。
不思議と説得力を持った言葉となるのは、垣根自身に宿る善性によって染められたものだ。

垣根「ああ、そうだ。お嬢ちゃんにこのストラップをあげよう」

思い出したように、垣根はテーブル上の店員ゲコ太(赤)ストラップを打ち止めへ差し出す。
打ち止めはきらきらきら、と星のように目を輝かせ、本当に良いのかと何度も確認する。
子供が子供らしい表情で幸せそうに微笑んでいるのは、嬉しい。
勿論だ、と垣根は心底から笑みを浮かべてみせる。
自分の要らない物で誰かが幸せになってくれるのなら、それに越した事は無い。
嬉しそうにはしゃぐ打ち止めの様子にほんの少しだけ表情を和らげて。
一方通行は、口ごもり気味に言う。

一方通行「…悪りィな。此処の飯は俺持ちにしとけ」

垣根「>>489



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