過去ログ - フィアンマ「あ、あん、安価で世界を」上条「あんかけが何だって?」
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491: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2012/12/05(水) 23:42:14.04 ID:p3pDonud0

垣根「そんなつもりであげたんじゃねぇよ、気にすんな」

金ならお前と同じで余ってる、なんて言葉を付け加え。
垣根は気軽な調子で笑う。
まるで、光の住人であるかのように。
普通の明るさで、普通の笑顔で。

垣根「嬢ちゃんの可愛い笑顔も見れたしな」

言って、垣根はそっと打ち止めの頭を撫でる。
動きかけた一方通行はしかし、垣根の手つきにすぐさま落ち着きを取り戻す。
撫でられてこそばゆいのか、打ち止めはくすくすと笑った。

打ち止め「前髪が目に入っちゃう、ってミサカはミサカは遠まわしに文句をつけてみる!」

垣根「悪い悪い」

苦く笑って手を引く。
食事を終えた垣根は水を飲み、思い出したように言う。

垣根「金には困ってねえが、もしお前が嫌じゃねぇなら」

一方通行「あン?」

垣根「メアド交換しようぜ」

友人になる秘訣は、コミュニケーション回数と、距離感。
物理的、心理的に近い相手にこそ、親近感や情は抱けるもの。
という訳で、垣根はそんなことを言い出してみた。
勿論、断られた時は残念そうに、さみしそうに「そっか」と言うつもりだ。
一方通行は現在、垣根に対して負い目を感じている。
そして人間は、負い目のある相手に優しくしようと動いてしまうものだ、と垣根は考える。

一方通行「>>493


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