過去ログ - フィアンマ「あ、あん、安価で世界を」上条「あんかけが何だって?」
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◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2012/12/07(金) 20:14:55.40 ID:JGQqYxtZ0
《
>>568
様 ちょっと書いてみます
>>570
様 あれ美味しそうですよね。スーパー等にありますが…あれの為に入院したいです》
彼が購入して来たのは、見舞い品として定番のフルーツバスケット。
林檎、葡萄、キウイ、メロンなどといった彩が良く甘い果物が盛ってある籠だ。
ご贈答用の一品で、お値段もそれなりにする上等品。
しかし、一方通行にとって物の値段などあって無いようなものなのかもしれない。
あれだけ手酷く殴って、大切な少女を捕え、殺そうとしてきた相手に。
入院や治療の手配、それに関する一切の費用の負担、果てには高価な見舞い品。
普通ならありえないことだ。常識的に考えれば、頭がおかしいとしか思えない。
木原数多は見舞い品を置いておく為の場所に置かれたフルーツバスケットに、眉を潜める。
だが、思い起こせば、一方通行とは、XXXXXとは、そんな子供だったかもしれない。
『きはらくン、しょうがくきンはいったからすいかかってあげる』
『ガキから恵まれて喜ぶような乞食根性は、生憎実装してねえよ。そもそも、ションベン臭ぇガキの手垢ついた札で物買われても気分悪いだけだ』
『えー…おれすいかくいたかったンだけど』
『勝手に買って勝手に食え』
『…ふふン。ってことはがいしゅつきょはくれるンだな』
『見張りはするがな。お前みたいな野生動物放っておくと厄介なことになるしよ』
『きはらくンにめいわくかけねェもン、ちゃンとふつうにかいものするもン』
『どうだかな』
そして、そんな子供を守る為に、そもそも自分は、暗部へ身を堕したのかもしれない。
いつの間にか見失っていたし、失望もしていた、が。
この子供は、身体だけ大きくなっても、何だかんだで自分に懐いていた、あのクソガキの頃と大差無いのかもしれない。
数多「……」
一方通行「…別に何も考えちゃいねェが。……見舞いに見舞い品無しってのも、常識に欠けるしさァ」
言い訳のような言葉使い。
対して。
数多「
>>573
」
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