過去ログ - フィアンマ「あ、あん、安価で世界を」上条「あんかけが何だって?」
1- 20
603: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2012/12/07(金) 23:58:53.89 ID:di5rTdGU0
>>601様 中毒性があるのでしょうか》


上条「落ち着け。公衆の面前でキスしても公然猥褻にはならんし、例え親戚でも3親等以上離れていれば法的には問題ない。子作りしても生まれる子供に影響はないしな」

勿論嘘だが、上条は以前、彼女のことをものすごく遠い親戚(?)として紹介した。
混乱した美琴は、どうやら親戚であると受け取ったようだが。
そして、それが真実であっても、確かに離れていれば結婚は出来る。
また、そこまで血が薄まっていれば、子を為しても子供の障害の有無は通常ケースの子作りの場合と変わらなくなる。
そして公衆の面前でやってはいけない、公然わいせつでしょっぴかれるのは大体が性的行為で、唇へのキスはスキンシップと形容しても良い程にまったくもって問題は無い。
御坂美琴が反応したのは、その辺の正論ではなかった。
女子中学生らしいというか何というか、後半の文句に反応するのである。

美琴「こっ、ここっ、こ、」

上条「? 何だよ、急にニワトリの鳴き真似なんかして」

ゲコ太のストラップを付け終わり、初期設定をすべくかちかちといじる。
データは全て移し終わっていて、残るは画面設定や着信音設定位のものだ。
待ち受けは何しよう、と首を傾げ、今はいいか、と上条はデータの確認を終えた後、携帯をしまう。

美琴「こづっ、子作りって、え?」

上条「…いや、別に今すぐにって話じゃないぞ?」

オフィーリアとエロいことをしたいかしたくないかといえば前者ではあるが、別に今の年齢で子供が欲しいとは思わない。
『好き』の意味が合致するまで仲良く暮らし、真面目に告白し、恋人になり、しばらく経った後、結婚する。
そして結婚した後、貯金の具合などを見ながら子供を作り、もし彼女が本気で拒絶しない限りは産んで欲しい。
女の子なら綺麗好きで、男の子なら勇敢な子…とうっすら希望はあるも、正直、健康なら別に何でもいい。
仮に頭が悪くてもそれは自分の遺伝だろうし、オカルト趣味にハマってしまえば、それは多分彼女の遺伝だ。

上条(…でも、可愛いだろうな)

知らず知らず、上条の表情は夢見がちに和む。
遺伝で考えて、形質的に考慮すれば、多分自分に似ることだろう。
何にせよ可愛くて笑顔が似合うだろうな、と夢想する上条。
そんな愛らしい子供と、彼女と、楽しく食卓を囲めたとしたら、これまでの不幸な人生全てとプラマイゼロになるような気がする。
それくらい、きっと、幸せに違い無い。

美琴「…も、もしかして…婚約者とか、そういう…?」

だいぶショックを受けながら、美琴は問いかける。
上条は一旦空想をやめ、安っぽいコーヒーを飲んだ後、やっぱりマイペースに答える。

上条「>>605




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/592.28 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice