過去ログ - フィアンマ「あ、あん、安価で世界を」上条「あんかけが何だって?」
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675: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2012/12/08(土) 20:28:42.04 ID:P3zBxbiH0

フィアンマ「当麻は触っておいてくれ。俺様は何か鮭料理を作っておく」

上条「触って制止しとくのはいいけど…鮭料理?」

フィアンマ「その女は鮭を好むようだ。毎食鮭料理でも良いらしい。後は…孤独感を抱えている」

『預言』によって『視』たのだろう。
詳しくそう言った彼女は、のんびりと台所へ行った。
確か、昨日美味しい鮭を購入したのだ。明日(つまり今日)食べようと話していた筈である。
作っているのはどうやら鮭のパスタらしく、クリームの良い香りがする。

上条「…俺も食いたいな」

呟き、上条は麦野沈利を見やる。
完全に気絶している。しかし、目立った外傷は無い。

上条(…『あれ』耐えられるの俺位なもんだろうな…)

後は、彼女よりもっと強い魔術師。
そんなことを考えつつのんびりしていると、やがて麦野は目を覚ました。

麦野「…あ?」

路地裏ではなく、柔らかなベッド。
眼前に広がるのは夕暮れの空ではなく、平凡な学生寮の天井。

麦野「…は?」

フィアンマ「目が覚めたのか」

苛立ちをかき起こす声だ、と思いながら麦野はそちらを見やる。
先程自分の攻撃がまったく通用しなかった人間が、テーブルに美味しそうな鮭のクリームパスタの入った皿を置いている。
フォークも添えられており、いつでも食べられる状態だ。

麦野「…」

一度気絶したこと、美味しそうな鮭のクリームパスタが眼前にあることで、機嫌はプラマイゼロ。
どうすれば良いのだ、と困惑する彼女に対し、オフィーリアはテーブルから離れて言った。

フィアンマ「弁当は手付かずだったからな。空腹だろう? 心配せずとも、毒など入っておらんよ」







麦野はどうする?>>+2


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