過去ログ - フィアンマ「あ、あん、安価で世界を」上条「あんかけが何だって?」
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◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2012/12/10(月) 00:43:10.17 ID:zXTKf9s10
・・・・・・・
垣根「絶対、死んでも、諦めてやらねえよ、ブワァーカ!」
病理「まったく、挑戦的な子ですね」
育てたのは私ですけど、などと独り言を言いながら、病理は笑みを浮かべる。
悪意に塗れた笑顔だ。見ている者が、恐怖と緊張を感じる程に。
病理「最終形態。イエティ参照」
彼女の身体が、変化していく。
メキメキという不気味な音と共に、巨大な腕が生えた。
恐らく、垣根が『未元物質』を駆使すれば、同じ事が出来ただろう。
垣根「…何?」
『未元物質』を勝手に使われでもしない限り、こんな芸当は不可能。
そして『未元物質』は、垣根帝督にしか生成出来ないし、扱う事も出来なかった筈だ。
だが、眼前の科学者の身体は『未元物質』によって不気味に変化したり、治癒されたりしている。
病理「クローン技術ですよ。絶対能力進化(レベル6シフト)とは、少し勝手が違いますが」
垣根「クローン、」
病理「垣根さんと似たような"モノ"を、『未元物質』生成用に一つ作ったんです。レベル3程度の『物質精製(マテリアライズ)』が精々でしたけどね」
その力<未元物質>を使っている。そのクローン体の意思は、無視。
一方通行の言葉に表情豊かに懐く打ち止めの姿を一瞬思い浮かべ、垣根は不愉快そうに舌打ちした。
垣根「オーケー、ムカついた。ぶっ殺す」
病理「…そういえば、垣根さんは顔を知らない母親について教えてくれと何年も言い続けていましたね。泣いて逢いたいと叫んだ日もありました」
垣根「あ? その話が何だってんだよ」
病理「あなたのお母様はですね、私なんですよ」
一方。
番外個体の治療を終え、打ち止めを抱え、彼は歩いていた。
番外個体もふらふらとしながら、骨折した腕を固定して吊ってある布を見ながら歩いている。
一方通行「もォ起き上がれンだろ。車を運転しろ」
そこにあったのは、乗り捨ててある盗難車。
一方通行「車の運転技術位は、頭に入ってンだろ?」
番外「
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