過去ログ - フィアンマ「あ、あん、安価で世界を」上条「あんかけが何だって?」
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794: ◆2/3UkhVg4u1D[saga !蒼_res]
2012/12/10(月) 20:27:02.63 ID:i27RtlB30

ある所に、全てを兼ね備えた神様を超えた存在が居た。
彼、或いは彼女は、長く長く生きていた。
人間などでは、到底想像もつかない程に、長く。
やがてその存在は、生きることに飽き果ててしまった。
何しろやる事が無い。仮に創ったとしても、すぐに終わってしまう。
本当の意味で全能を兼ね備えた『それ』は、退屈していた。
恐らく、今、現存する言葉で『それ』を表現するとしたのなら、神浄、竜王、神上…様々な熟語になることだろう。
『それ』は人類が成長していくのを眺めながら、観察しながら、暇を潰す方法を考えた。

最初は、沢山の人を不幸にしてみた。戦争の火種を蒔いてみた。
人々は予想通りに争い、醜く奪い合った。
次に、沢山の人を幸せにしてみた。食糧を充実させてみた。
人々は予想通りに争い、醜く奪い合った。

さて、何をしても予想通りでつまらない、と考えた『それ』…仮に名前を付けるとしたのなら、神浄は。
直接、ランダムに、一人の少年を選んでみることにした。
それこそが、上条刀夜。後に、上条当麻の父親となる男。



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