過去ログ - フィアンマ「あ、あん、安価で世界を」上条「あんかけが何だって?」
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818: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2012/12/10(月) 21:19:16.21 ID:i27RtlB30

垣根「あん? 孤児院に送る」

麦野「『置き去り』扱いか。実験所に持っていかれそうなモンだけどね」

垣根「そこが面倒臭ぇんだよ」

どうしようか、と考えながら、垣根は子供を見やる。
ちゅるる、とナポリタンを食べている様は本当に只の幼い子供だ。
しかし、彼は垣根帝督、つまりは『未元物質』を創れる訳で。
恐らく、適当な孤児院へ放れば、研究体として研究所へ逆戻りということになるだろう。
だからといって、自分が面倒を看るというイメージは湧かない。

垣根弟「殺害した方が手っ取り早い、とカキネは提案した」

垣根「…お前な」

垣根弟「このナポリタンというものを食して充分満足した、とカキネは提案内容についての理由を述べた」

淡々としている。
普通、ここまで厄介者にされたら哀しい筈だが。
最早、そんなことには慣れきっているのかもしれない。
何しろ、つい最近までこの子供の面倒を看ていたのは、現在病院に居る『諦めのプロ』、木原病理なのだ。
例えどんなことがあっても、淡々と諦めてしまう性格なのだろう。恐らく。

垣根弟「……何かを望んでも良い事など無かった、とカキネは事実を述べる」

そんな、見た目九歳児の切ない発言を聞いた後。
フレンダは、ちらりと麦野を見やった。

麦野「…何よ」

フレンダ「>>820


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