過去ログ - フィアンマ「あ、あん、安価で世界を」上条「あんかけが何だって?」
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835: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2012/12/10(月) 22:12:33.36 ID:jg9r7z+20

麦野「はぁ……しゃあないなぁ……」

本当に呆れたように、ため息を零す。
麦野沈利は、ほんのちょっぴりだけ、垣根帝督に同情した。

麦野「わかったわよ、手伝えば良いんでしょ」

垣根「!」

麦野「ただし、手伝うのは『アイテム』全員でやるから」

有無を言わせない態度で言う麦野に、『アイテム』メンバーは苦笑いで頷く。
何だかんだで仲良しなんじゃないか、と垣根は思った。
垣根弟はというと、マイペースに垣根のメロンソーダに興味を示している。

麦野「べ、別にお前の為なんかじゃないんだからな!」

僅かに顔を赤らめて言う麦野。
本人も何故顔が赤くなるのか、さっぱりわかっていない。
しかし、このことについて突っ込めば確実に穴だらけにされるだろうと判断した面々は、黙っておいた。
ただ一人、垣根帝督は何故彼女が顔を赤くしているのか、わからないままに興味を持つのだった。





上条当麻の切断した右腕を捉え。
完全な状態になった『聖なる右』には、制限時間がある。
上条当麻が、自らに眠る神浄の力を押さえ込んで自らの右手を修復するまでのわずかな時間だ。
刀夜もそれは承知していて、しかし、抵抗をやめるつもりは無い。
もはや何の為に戦っているのか、刀夜自身もわかっていないのかもしれない。
空からは黄金の光が降り注ぐ。それは刀夜の後押しをすると共に、オフィーリアの神の如き者の力をも底上げした。
何度も右手を振るわれ、刀夜は後退していく。やがて彼は、壁際まで追い詰められた。
それでも今更後に引く訳にはいかず、彼は真っ直ぐな瞳でオフィーリアを見上げた。

フィアンマ「…全て、終わりだ」

刀夜「……」







刀夜はどうする?>>+2


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