過去ログ - フィアンマ「あ、あん、安価で世界を」上条「あんかけが何だって?」
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85: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2012/11/24(土) 16:05:06.40 ID:fh98tocv0

上条「じゃあ、上の階のゲームセンター行こうぜ」

フィアンマ「…ゲーム?」

上条「ポヘモンっていう育成ゲームがあるんだけど、それの格ゲー版があるんだよ」

フィアンマ「…かく?」

上条「あ、そっか。詳しくないんだったか…まぁいいや、とりあえず行こうぜ。多分楽しいからさ」

上条に言われるがまま移動した先は、一般的hなゲームセンター。
何人か夜遊び派の学生が遊んでおり、時々楽しそうな歓声を上げている。
サンドバッグを殴った威力を競うのだろうか、と首を傾げるフィアンマの手を引いて、上条は格闘ゲームコーナーまでやって来た。
入口の両替機で両替をしておいた為、上条はその内の三枚程、百円玉を手渡した。

上条「あの投入口っていうのに入れて、ボタン押すんだ。ひとまずやり方は教えるから、終わったら対戦しようぜ」

フィアンマ「…こうか」

百円玉を投入口へ1クレジット。
タイトル画面で適当なボタンを押し、モード選択はトレーニングモード。
キャラクター選択に関して適当に選ばせたところ、兎のようなキャラクターとなり。
親切なことに台へ貼られているコマンド表を元に、時々実践を交えて上条はそのキャラのコマンド入力方法を教える。

上条「と、ここでこのゲージが溜まったら…」

フィアンマ「…なるほど」

こくこくと頷き、一通り扱えるようになったところで、トレーニングモードの規定時間が終了する。
もう1クレジット追加させたところで上条はフィアンマの台と向かい合っている青い台へと座る。
クレジットを投入して勝負を開始すれば、挑戦者、つまりはプレイヤー同士の戦いとなる。

上条(手加減してあげた方が良いよな?)

上条も上級者とは言えない。が、初心者の中の初心者という程ではない。
手加減のことを念頭に入れながら勝負を開始する、と。

上条「早、ってまた回避かよ!」

『預言』(神の如き者の特性)、『相手の情報の確認』(虚空年代記の特性)という資質を持っている彼女に、人間からの不意打ちは通用しない。
それは現実世界においての戦闘だけではなく、こういったゲームに関しても、だ。
そして『原典』は、必要となる("鍵のかかっていない")知識を彼女に与え、時にその指先を操る。
当然、手加減をやめたとしても、上条が勝つなどまず不可能な話である。

フィアンマ「…緊急回避はこうか」

手元のコマンド表は見ていない。覚えているのだから、見る必要は無い。
ただ内側から促されるまま回避をして、電撃を食らわせる。

上条「あ、駄目だこれ死んだ…」

フィアンマ「これで、俺様の勝ちだ」

必殺技コマンドを入力し終えれば、演出に入って終了。
がっくりと項垂れる上条の様子を見、フィアンマは慰めるか迷った。

フィアンマ「…当麻?」

上条「慰めないでくれ、惨めになるから……」






何をして遊ぶ(例:ボーリング、プール的なお風呂、温泉等)>>+2


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