過去ログ - フィアンマ「あ、あん、安価で世界を」上条「あんかけが何だって?」
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99: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2012/11/24(土) 17:48:17.06 ID:fh98tocv0

回避を出来る程のフットワークの軽さは無い。
受け止められる程の持久力も無い。
殴りつけるには少々の誤差が生じる。

結果として、上条は頭突きという手段を選んだ。

奇想天外な動きに対し、反応がコンマ一秒程度だけ遅れる。
アックアの腹部に殴りつけた衝撃にも似た攻撃が加わるが、上条はそこで留まらない。
右手をアックアの体に沿わせることで魔術攻撃を封じる。
物理的な獲物で仕留めるには距離が近すぎる為、アックアは仕方なく素手で暴力を行った。
子犬か何かのように掴みあげられ、上条は放られる。
ブランコの囲いにまともに背中をぶつけ、息が止まった。視界が白く染まる。
アックアは既に上条を視界に捉えることすらせず、フィアンマへと向き直った。

フィアンマ「…ローマ正教からの命令か」

上条に対する、一人の少女としてのそれではなく。
神の右席、右方のフィアンマとしての、男性的で、義務的な、問いかけ。

フィアンマ「…最初からお前を出してくるとは思わなかった」

アックア「貴様に釣り合う力の持ち主は限られている。ただそれだけの問題である」

フィアンマ「お前を倒し、此処に残ると言ったら、どうする?」

アックア「…>>101


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