過去ログ - 六花「ゆうた、大好き。」勇太「俺も大好きだ。」
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30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/11/23(金) 22:01:11.74 ID:zKZHHL5IO
3時辺りまで投下予定。


>>21 thx
>>22 俺も最初はプリエステスかと思って

勇太「ところで、話ってなんだ?」

六花「うん、ちょっと付き合って欲しい。」ぎゅっ
俺の手を引っ張る。

勇太「どこまで行くんだ?」
六花「ブリッジ・オブ・フェアウェルへ。」
てくてく


六花「着いた。」
勇太「ここ…か。」

俺たちの学校からの帰路から見える、二つの橋の更に奥、国道一号が走る橋の真ん中に来た。

六花「ゆうた、手伝って。」ガサッ

六花が差し出したのは先ほどの100均のレジ袋。
小さい穴の空いたカプセルの中に重りを入れる。

勇太「」かちゃかちゃ
六花「」かちゃかちゃ

勇太「終わったぞ。」
六花「うむ、感謝する。では、始める。」
勇太「…」

六花は目を閉じ何やら集中しているようだった。

しばらくすると目を開け…

勇太「…六花?」
六花「…昨日の夜、私の家を見に行った。」

勇太「…」
六花「パパが突然いなくなって、ずっと海を見ていて、水平線で輝いてた光が、本当に不可視境界線だと思ってた。」

六花「…本当はそんなんじゃなくて、ただの漁船って事も知ってた。」

六花「でも、悲しみを抑えるためにはどうしても現実から逃げるしか無かった…。そこで見たのが、二年前くらい前ベランダでダークフレイムマスターごっこをしてたゆうた。」

勇太「…」



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