過去ログ - 魔法少女まどか☆マギカ〜After Ten Years of History〜【あれから10年】
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第4話「犯した罪 科せられた罰」
◆7F2DwKbdfg
[saga sage]
2012/12/06(木) 01:38:14.51 ID:1zGoWblm0
――――――――――――――――――――
鹿目家、リビング――――
【詢子】
「はあ〜生き返るっ!!」
夜も更け、空が綺麗な星達で埋め尽くされていた頃、
鹿目家のリビングでは、仕事から帰ってきた詢子がバスローブ姿でビールを一気飲みしていた。
ビールを美味そうに喉を鳴らしながら飲み干す彼女の姿は、若い頃から変わっていない。
変わったとすれば、多少貫禄が付いたという事くらいだ。
【知久】
「はは。はい、おつまみ」
その姿をキッチンで見ていた知久は、詢子にサラダを渡す。
ドレッシングは彼女の好きなお酒に合うよう味付けしてあり、カロリーも抑えた知久の特別性だ。
【詢子】
「ああ、悪い。ところでタツヤは?」
詢子が帰ってくる頃には、既にタツヤはリビングには居なかった。
彼女の仕事が遅くなり、息子よりも帰りが遅くなるのはいつものことだ。
しかし、いつもだったら自分が帰ってくるとリビングにやって来る筈の息子が、今日は来ていない。
そのことが詢子は少し気になっていた。
【知久】
「いるよ。ついさっき帰ってきたばかりだけどね」
【詢子】
「うわっ、またあいつ随分遅かったんだな...」
実際、タツヤが帰ってきたのは詢子が仕事から帰ってくる1時間位前のことだ。
前回知久に怒られた時よりはマシだったが、それでも学校の下校時間を考えると相当遅い。
詢子は「何してんだ」と、自分の息子の行動に溜息を付いた。
【知久】
「うん、理由を聞いたら図書館に行ってたんだってさ」
【詢子】
「図書館?またなんで」
【知久】
「さあ、分からない。何か調べ物でもしていたのかもね」
【知久】
「今も、『調べ物がある』とか言って部屋に篭っちゃってるよ」
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