過去ログ - 魔法少女まどか☆マギカ〜After Ten Years of History〜【あれから10年】
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58:第4話「犯した罪 科せられた罰」 ◆7F2DwKbdfg[saga sage]
2012/12/15(土) 01:05:56.42 ID:mh1LbyyV0

【生徒会長】
「まさか、何かいかがわしいことを...」

【タツヤ】
「いやいや!!違いますよ!!」


突拍子も無いことをこの会長さんが言い始めたので、慌てて否定する。
急に何を言い出すんだ、この人。

やっぱりこういう所に他校の男子生徒がいると、そういう風に見られるのかな・・・うちの学校はそんなことないけど。

とにかく、特別怪しいことをしているわけじゃないし、事情を話せば分かってくれるだろう。
このまま変質者扱いされるわけにもいかないし。


【タツヤ】
「その、人を探してまして・・・此処の生徒の筈なんですけど...」

【生徒会長】
「あら、そうでしたの?」キョトン

【生徒会長】
「だったらそうと早く言いなさいな」

【タツヤ】
「(いや、言う前に絡んできたのアンタだろ...)」


事情を説明すると、会長さんは一瞬間の抜けた表情をした後、呆れたように溜息を付いた。
いや、確かに俺がいつまでも言い淀んでいたのが悪いんだけど...。

なんだろう、この納得できない感じ。


【生徒会長】
「それで、どなたをお探しに?」

【生徒会長】
「私、役職柄顔は広いほうですので」

【生徒会長】
「あなたの探している人を知っているかもしれませんわ」


人の心境など気にも止めず、この人は自信満々に言ってのける。
確かに、生徒会長なら色々知っていそうだが...。
ゆまさんの居場所までは知っているとは思えないけど、何らかの情報は聞けるかもしれない。


【タツヤ】
「はあ、だったら」


いまいち釈然としないけど・・・一応聞いてみるか。




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