過去ログ - 【咲】京太郎「いざ、白糸台高校へ」PART39【安価】 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲】京太郎「いざ、白糸台高校へ」PART39【安価】

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808: ◆cvvZKri7SI[saga]
2012/11/25(日) 22:10:12.21 ID:MRWWSsLzo
おいィ、大阪さんにトリップごとコピペした奴誰やぁ！

Ａ子さん「須賀君、須賀君」

京太郎「あ、はい。なんでしょう？」

Ａ子さん「どこに行くのぉ？」

京太郎「あ、ちょっと部の買い物……まぁ、雑用に」

Ａ子さん「なるほどぉ」

Ａ子さん「私も行くよぉ」

京太郎「なんでまた」

Ａ子さん「私もぉ、行きたい場所があるんだぁ」

京太郎「あ、そうですか」

Ａ子さん「うんっ」

京太郎「そんじゃ、行きましょうか」

Ａ子さん「はぁい」

二人して学校を出る。

Ａ子先輩の足取りは、なんというか、凄くゆったりとしていた。

歩いたまま眠ってしまいそうだ。

……流石にそれは大げさか。

まぁ、いずれにしても、そのくらいのんびりした歩調である。

日曜日の昼下がりには丁度いいのかもしれない。

せかせか生きる日本において、偶には穏やかに日差しを浴びるのもいいかもしれない。

京太郎「それで、先輩はいずこへ？」

Ａ子さん「んっとぉ。病院だよぉ」

京太郎「病院……？」

どこか怪我でもしているのだろうか。

普通の健康優良体にしか見えないけれど。

Ａ子さん「私じゃないよぉ。友達だよぉ」

京太郎「あぁ、なるほど。お見舞いですか」

Ａ子さん「そうだよぉ。すぐ倒れちゃうんだよぉ」

京太郎「それはまた……病弱、なんですか？」

Ａ子さん「運が悪いんだよぉ。すぐ車に轢かれるしぃ、すぐ階段を踏み外すしぃ」

Ａ子さん「一緒に歩いてても、私にボールとかが当たったこと一度もないんだぁ。全部その子にあたっちゃうのぉ」

京太郎「うーん……」

それはその人が不幸なんじゃなく、先輩が強運なのでは……？

ああ、いや。

その人が不運で、先輩も幸運なのかもしれない。

両方が合わさって最強に見える。タイプ技一致で効果は抜群だ。

そんなところか。

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