過去ログ - 【咲】京太郎「いざ、白糸台高校へ」PART39【安価】 -SS速報VIP

過去ログ - 【咲】京太郎「いざ、白糸台高校へ」PART39【安価】

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911: ◆cvvZKri7SI[saga]
2012/11/26(月) 01:15:57.45 ID:NIEwOBoNo

京太郎「僕のためにカレーうどんを食べてください」

尭深「えっ」

食堂で最初に現れた部員にそういうつもりでいたら、渋谷先輩が現れた。

取り合えず駄目元でお願いしてみる。

京太郎「僕のためにカレーうどんを食べてください」

尭深「ど、どうして？」

京太郎「そりゃあ……」

京太郎「先輩は温かい物は好きですか？」

尭深「は、はい」

お茶をいつも飲んでるんだから、そうだろう。

京太郎「それは結構。素晴らしい」

京太郎「それじゃ温かいついでにカレーうどんは如何でしょうか？」

京太郎「よく、夏に鍋を食べるという声がありますね？」

京太郎「あれは暑い時期だからこそ熱いものを食べて汗をかき、夏の気だるい風さえも涼しくしてしまおうと言う、いわば究極のエコです」

尭深「は、はあ」

京太郎「体内から温度を上げることによって、相対的に外の夏の温度に対する耐性をつけるという事ですね」

京太郎「また、冷たい食べ物より温かい食べ物のほうが新陳代謝が促されるというんもあります」

京太郎「夏の暑い時期だからといって、冷たいものばかり食べていると身体によくありません」

京太郎「新陳代謝には三種類ありまして、基礎代謝、食事誘導性熱産生、生活活動代謝があります」

尭深「は、はい」

京太郎「このうち今語るべき食事に関する内容の食事誘導性熱産生について触れます」

京太郎「良く噛んで食事をしなさい、と良く言われると思いますが、あれにはもちろん意味があります」

京太郎「しっかりと回数を噛んで食べると、それが交感神経を刺激し、エネルギー消費を高めるんです」

京太郎「またよく噛むことによって、ヒスタミンというホルモンが分泌され、それが満腹中枢を刺激して食欲を抑えてくれるのです」

尭深「それは、聞いたことがあります」

京太郎「そうですね。そうすることによって、量を食べなくても脳が体にサインを出してくれるので、必要以上に食べる心配がなくなるんです」

尭深(あっ、これ長くなりそう)

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