過去ログ - 王「勇者よ安価で魔王を倒すのじゃ」
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970:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/12/28(金) 20:31:57.88 ID:Q6aVf+UDO
〜〜〜

その時間は長いものではなかったが、契約を為した金髪の美しいメイドはまるで
情事の後のような余韻に浸っていた。

勇者「だ、大丈夫だった?」

今にも倒れこもうとする目の前のエプロンドレスの女性を支え助ける。

メイド「………」(こくん)

小さく頷くメイド。無口で無表情だった姿を見ているだけに妙に艶っぽい。

商人「ふむ。うまくいったようですな。彼女の左腕と右の足首に出来たものは『奴隷印』と
呼ばれるものです。奴隷は野外では必ずそのどちらかを晒していないといけません。
奴隷と市民はきちんと区別しないといけませんからね。これを破ると奴隷法により本人だけではなく
主…つまり勇者様にも罰則がございますので必ずお守りください」


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