82: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2012/11/29(木) 14:50:46.20 ID:K9kPglqQo
――――森、出口。
「ほう……あの、青い子の方が鋭いようだねぇ……」
83:訂正 ◆WaqbrnFGsE[sage saga]
2012/11/29(木) 14:56:37.85 ID:K9kPglqQo
――――森、出口。
「ほう……あの、青い子の方が鋭いようだねぇ……」
84: ◆WaqbrnFGsE[sage saga]
2012/11/29(木) 14:59:48.02 ID:K9kPglqQo
「まぁ、ミキからしたら本当にチョロいカモだったなあーって」
「真くん、結構お金持ちだったし、ミキちょっと好きなの」
「でももう全部もらっちゃったし、用なしかなぁー」
85: ◆WaqbrnFGsE[sage saga]
2012/11/29(木) 15:04:03.37 ID:K9kPglqQo
「でも、取られちゃったものはしょうがないか。武器さえあれば戦えるんだし……」
「あなたの回復薬はないから私はあげないわよ?」
「なんでだよ! 少しくらいもらってもいいだろう!?」
86: ◆WaqbrnFGsE[sage saga]
2012/11/29(木) 16:31:55.13 ID:K9kPglqQo
「……なるほど。それはいい案とは言えるわね……
あまり足手まといが増えるのは気がすすまないけれど」
「誰が足手まといだよ!」
87: ◆WaqbrnFGsE[sage saga]
2012/11/29(木) 16:35:24.23 ID:K9kPglqQo
馬のような体が帯電して白く光っている。
頭には大きな角がある。
「ゆ、ユニコーン!?」
88: ◆WaqbrnFGsE[sage saga]
2012/11/29(木) 16:38:21.44 ID:K9kPglqQo
幸い森を抜け草原地帯にいる今、
広く短絡的な突進攻撃は避けることは容易いが、
実に回復薬が5つと少なさでは危険である。
「ま、待って真。あのユニコーン……角がある……確かに斬ったはずよ」
89: ◆WaqbrnFGsE[sage saga]
2012/11/29(木) 16:40:47.71 ID:K9kPglqQo
きっと怒り心頭で追いかけ続けたに違いない。
幸いなのはあの足手まとい、ぶっちぎりNo.1のおばあさんと別れたこと。
おばあさんはもう近くにはいないだろうし、そっちに行く心配はないにしても
こちらの命が心配である。
90: ◆WaqbrnFGsE[sage saga]
2012/11/29(木) 16:44:56.54 ID:K9kPglqQo
「千早ぁぁ!!」
ドンッ、と大きな音を立てながらユニコーンの胴体を殴りつける真。
ユニコーンは大きく飛び退き、体勢を建てなおす。
91: ◆WaqbrnFGsE[sage saga]
2012/11/29(木) 16:47:07.73 ID:K9kPglqQo
角に電撃を集めだすユニコーンに対し、あの時みたいに上手くいくのだろうか。
おそらく攻略法的には同じなのだろうけれど、このユニコーンのが相当厄介だろうと、感じる。
角から電撃が走り、剣の刀身で受け、電撃を受け流し弾く。
92: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2012/11/29(木) 16:51:58.01 ID:K9kPglqQo
だから足手まといなのよ、とも思いつつ。
(何をしているの真、早く回復を……)
(しまった……持ってないのか……!!)
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