870: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/03/21(木) 16:46:07.22 ID:hWToRdhWo
何を見ていくかはすぐに解った。
死体だ。私のことを今まで散々傷めつけた家族達を見ていくのか、と。
私は頷いた。覚悟が必要だった。
この家の敷地を逃げ出すのに私は、
家の人たちがちゃんと死んでいるのを確認しないといけない気がした。
私は初めて領主の家の中に入り込んだ。
中はもう蝋燭の火も何もついていなくて真っ暗だった。
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