896: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/03/21(木) 17:11:56.03 ID:hWToRdhWo
そんな風に寄り道を重ねながらナムコ王国の首都。
バンナムに向かうこと2年が経過していた。
私は春香と旅をして2年になっていた。
春香との関係は最早、友人だけには収まることはなかった。
恋人のように感じてもいたし、親のようにも思っていた。
私は春香とよく話し、よく笑い、よく怒った。
剣の稽古では私は怒られっぱなしだった。
でも時折みせるおっちょこちょいな一面を持つ春香を私は叱ったりもした。
とにかく充実していた。
思い出せないくらい中身のない会話をして、
くだらないことで喧嘩をして。
なくてはならない存在。
傍にいることが当然の存在になっていた。
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