897: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/03/21(木) 17:12:50.96 ID:hWToRdhWo
そんなある日。
いつものように早朝から移動をしていると、
とある集団の拠点としている場所へ到達した。
それは軍隊だった。
898: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/03/21(木) 17:13:34.65 ID:hWToRdhWo
「どうしてこんな軍隊がここに?」
「ここはもうナムコ王国の領地だよ。だから多分、クロイ帝国の軍人達だと思う」
899: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/03/21(木) 17:14:08.38 ID:hWToRdhWo
ビクッ。
体が凍る。見つかった!? 隠れていたはずなのに。
だけど、人の気配も感じることのできる強い魔法使いが
いればそれも容易いことかもしれない。
900: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/03/21(木) 17:14:53.18 ID:hWToRdhWo
「春香……」
「私は常に中立の立場だけど、争いは認めたりはしない」
901: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/03/21(木) 17:15:24.31 ID:hWToRdhWo
「これを見て、千早ちゃん」
春香は荷物の中から大きめの地図を広げる。
902: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/03/21(木) 17:16:09.01 ID:hWToRdhWo
「私達はそこへたどり着く前のナムコ軍に合流して話をしなくては!」
「だけど、春香。そしたらナムコ軍が今度優勢な作戦を考えるんじゃ」
903: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/03/21(木) 17:17:05.00 ID:hWToRdhWo
「どうするの春香。どこから話せば……」
私はただただうろたえるばかりだった。
大きな戦争が始まろうとしている。
904: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/03/21(木) 17:17:39.32 ID:hWToRdhWo
ガサッと隠れていた草むらから飛び出す私と春香はそのまま軍の方に歩いて行く。
すぐに軍人に見つかり大騒ぎになるが、春香の懸命な敵ではないという話がやっと通った。
905: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/03/21(木) 17:18:06.86 ID:hWToRdhWo
私達はその間、もし嘘の情報ならば殺す、と宣告され、偵察がでている間も
ナムコ王国の軍の中にいた。
906: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/03/21(木) 17:18:35.25 ID:hWToRdhWo
確かに言うとおりである。
対抗しなければ国は喰われる。
1002Res/509.58 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。