949: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/03/21(木) 17:54:43.66 ID:hWToRdhWo
春香はえへへ、と笑っていた。
私はまたその笑顔に応えるべく、地面ばかり見ていた顔を上げ、
春香の方に見せた時……
春香の背中に一本の矢が刺さった。
トンッ、と軽々しい音を立てたその矢は春香を射抜いていた。
そのまま春香は足元がふらつき、私は地面に投げ出さた。
正確にはあれは春香が私を突き飛ばしたのだろう。
春香の方を振り向くと、
森の木々の奥のほうからは何十人もの帝国軍が矢を引いて
私と春香に向けていたのが目に入った。
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