950: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/03/21(木) 17:56:50.11 ID:hWToRdhWo
たった二人しかいないこっちに何十人もが。
「撃てぇぇぇえええーーーーッッ!」
飛んでくる矢に向かって春香は剣を取り出し、次々になぎ払い斬り落としていく。
しかし、その圧倒的な矢の量に次第に一つ、二つと春香の体を矢が貫いていく。
「春香ァァァーーーーーッッ!」
春香の振る剣は段々と遅くなり、力が抜け、剣を無残にも落とした。
しかしそれでも今度は両手を広げ、矢の雨の盾となった。
私は動けなかった。
身体が言うことを聞かない。
助けに行こうにもあんな矢の雨なんて防ぎきれない。
でも、春香は……。
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