952: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/03/21(木) 17:58:32.73 ID:hWToRdhWo
「第二軍……う、」
指揮官が私に向かって矢を射るように命令を下そうとした瞬間、
今度は逆にその指揮官が矢で首筋を射抜かれ乗っていた馬から転落する。
私の背後からは今となってはもう頼もしくもなんともない王国軍が現れたのだった。
「ここに居たか、帝国軍第二勢力軍め!
撃てぇえぇええーーーーッ! 民間人を守れーーーッ!」
それに対し、先ほど倒れた指揮官の次に偉いだろう人が反応する。
「な、何故、こっちにもこんな軍勢がいるんだッッ!」
「迎え撃てッ帝国軍っ!」
私の頭の上を無数の矢が飛び交う。
矢の嵐が終わったあとに帝国軍、王国軍の両軍共が剣を抜き、
私と春香のことなど忘れたかのように森は戦場となった。
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