過去ログ - 【咲ーSakiー安価】魔王クエスト―魔法少女と探偵とくのいちと目立ちたがりの姫君―2
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◆Rf40X2USO7Yr
[saga ]
2012/11/28(水) 22:13:05.71 ID:rlPQ01tAO
判定:
>>35
藍子は自分より頭一つぶんくらいは背の低い穏乃の眼を、確かめるようにじっと見つめた。
透き通った穏乃の瞳は、言い様のない目力をたたえて、真っ直ぐに藍子を見返してくる。
やがて藍子は溜め息をついてうなずいた。
藍子「…はあ」
藍子「本当はこんなんじゃ、用心棒失格なんだろうけど…」
藍子「今日会ったばかりのあなた達に、憩ちゃんのことを信じて任せるなんて…」
穏乃「…!じゃあ…!」
藍子「…でも、私だって憩ちゃんを守りたい気持ちは、誰にも負けないつもりだからね」
憩「ナキリさん…」
藍子「憩ちゃん本人が行きたいって言ってるんだから、その城にはあなた達に連れて行ってもらうけど…」
藍子「用が済んだら、必ず私の手で憩ちゃんを助けたいと思ってる」
藍子「その時、あなた達にも手伝ってもらおうかな」
藍子「…いい?」
穏乃「もちろんです!」
憧「あたしらも、そのつもりだから」
憩「ナキリさん…穏乃ちゃん…ほんま、おおきに…!」
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