過去ログ - 【咲ーSakiー安価】魔王クエスト―魔法少女と探偵とくのいちと目立ちたがりの姫君―2
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668: ◆Rf40X2USO7Yr[saga ]
2013/03/02(土) 23:42:56.95 ID:tisIzHzAO


 安価:>>667

和「隣の雀荘…どんな店なのか教えていただけますか?今は入れないみたいなので」

 そうたずねると、時計屋の主人は口と目を大きく開け、指でカウンターを叩きながら、言葉を探していた。

主人「何を言えばいいんだね。場代とかじゃないよな?」

和「それも関係なくはないかもしれませんが、卓の数とか、昨夜…休日じゃない夜にどれくらいの客が訪れるのか…とか、そういったことですね」

主人「卓は六つくらいあるな。そんなに大きい店じゃないんだよ。客の数は、入る時はそれなりにいるんだが、近頃は…そうだな」

 主人は少し考える素振りを見せた。

主人「雀荘にセットとフリーっていうのがあるのは知ってるな?」

優希「もちろんだじぇ」

和「客が決まった面子を揃えて打つのがセット、その場で客同士が面子を組んで打つのがフリーですね」

主人「隣は基本はフリーでやってるんだが、まあ時間にもよるが二十人くらいはだいたい集まってるはずだ。ゆうべいた人数の正確なところは知らねぇが、かなりの人間が運び出されてたのは間違いない」

和「それだけの数となると、警察も無視できないでしょうね…」

優希「その人たちのことが心配になってきたじぇ」

主人「なに、悪運の強い連中が多いから、大したことにはならんと思うがな」

和(二十人…それだけの数となると、かえって時間をかけて相手するのは難しい気がします)

和(一人に異変が起きたら、別な誰かがすぐに気がつくでしょうし…)

和(いったい昨夜、隣で何が起きたんでしょう?)


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