過去ログ - 【咲ーSakiー安価】魔王クエスト―魔法少女と探偵とくのいちと目立ちたがりの姫君―2
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710: ◆Rf40X2USO7Yr[saga ]
2013/03/06(水) 23:29:49.08 ID:hiew8KiAO


 翌日の放課後、優希はマホと連れ立って、高遠原中学から見て市街とは反対側にある雀荘「鳳凰」の近くにやって来ていた。

 外国人や風体の怪しい呼び込みなど、歓楽街に特有の危険な雰囲気に満ちた場所に、制服姿の女子中学生二人は場違いに見える。二人もそれを知ってか、路地の陰に身を隠し、なるべく人目につかないよう行動していた。

優希(うっかりすると人拐いに遭いかねないじょ…)

優希(…それどころか、あんなことやこんなことまでされてしまうかも…)

優希(うう、頑張れ私!タコスの力を信じるのだ!)ムシャムシャ

優希(にしても、こう見ると昨日言ってたカモに当てはまりそうな人間がけっこういるな…)

マホ「うーん、どの人なら代打ちを頼んでくれるでしょうか…」

優希「慌てるなマホ。こういうのは、こっちが代打ちを自分からやりたがってると知られたら駄目なんだじぇ」

マホ「そうなんですか?」

優希「遊び半分でやってると思われたら、頼むものも頼んでくれなくなるじょ。したいから代打ちをするというんじゃなく、私たちに打たせたら勝てると思わせるのがコツなんだじぇ」

優希(我ながらもっともらしいこと言ってるじぇ)

マホ「おおっ、すごいです!」


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