過去ログ - 隊長「よーし、お前ら。学園戦隊出動だ」
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◆k.6bdeNTfg
[sage saga]
2012/11/27(火) 22:32:01.53 ID:/4QAOA0yo
>廊下。
剣士「……雨が止んだか?」タッタッタッ
呪術士「ちょっと……ちょっと!」
以下略
43
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◆k.6bdeNTfg
[sage saga]
2012/11/27(火) 22:32:47.32 ID:/4QAOA0yo
剣士(体が軽い)
剣士(魔法陣も体に貼り付けてみると、呪術印みたいなもんだな)
呪術士「ね、ねぇ、あんただってさ、命は惜しいでしょ?」
以下略
44
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◆k.6bdeNTfg
[sage saga]
2012/11/27(火) 22:33:36.18 ID:/4QAOA0yo
竜たちはまるで「チーム」を組んでいるかのように、三匹一組で行動していた。
一体が、正面の塔を崩せば、二体目が爪で瓦礫をさらう。
そして、三体目が火炎を放ち――建物が崩れ落ちていく。
無論、学園の住人が、それを黙って見ているわけではない。
以下略
45
:
◆k.6bdeNTfg
[sage saga]
2012/11/27(火) 22:34:05.83 ID:/4QAOA0yo
――なぎ倒された生徒の体が宙を舞う。
その内の一つが、呪術士のそばまで飛んできて、二三度跳ねて動かなくなった。
呪術士「うわわわわっ!」
以下略
46
:
◆k.6bdeNTfg
[sage saga]
2012/11/27(火) 22:35:06.94 ID:/4QAOA0yo
剣士「俺に戦ってほしくないのか!? それともここで戦死してほしいのか!?」
呪術士「そ、そんなことは言ってないでしょ!?」
呪術士「ただ、あんたが自暴自棄になったんじゃないかと……」
以下略
47
:
◆k.6bdeNTfg
[sage saga]
2012/11/27(火) 22:35:33.02 ID:/4QAOA0yo
僧侶「心配したわ、こんな状況だから」
呪術士「えーっと、なに、この惨状」
槍使い「見りゃ分かるだろー。突っ込んで、ぶっ飛ばされて、はいオシマイ」
以下略
48
:
◆k.6bdeNTfg
[sage saga]
2012/11/27(火) 22:35:59.49 ID:/4QAOA0yo
剣士「悪いけど、病室に戻るところなんだ。どいてくれ」
呪術士「あのねぇ」
槍使い「病室? 悪いけど、保健室の方角は、もう完全に竜にぼこぼこやられてるぜ」
以下略
49
:
◆k.6bdeNTfg
[sage saga]
2012/11/27(火) 22:36:25.21 ID:/4QAOA0yo
剣士「大体、竜の行動を見ろ」
僧侶「こ、行動?」
剣士「おい、槍の」
以下略
50
:
◆k.6bdeNTfg
[sage saga]
2012/11/27(火) 22:36:58.44 ID:/4QAOA0yo
剣士はくるりと背中を向けて、呪術士の首をひっつかんで押し倒した。
その頭上を竜の尻尾が通りぬける、もちろん、いくつかの肉をなぎ倒していったが――
呪術士の呼吸に構う暇もなく、剣士は立ち上がった。
あの夜のように、力任せに剣を振るうことも、まして首を落とすことなど到底出来ない。
以下略
51
:
◆k.6bdeNTfg
[sage saga]
2012/11/27(火) 22:37:28.20 ID:/4QAOA0yo
剣士「おい! お前ら!」
槍使い「お、おお?」
侍「ぬ」
以下略
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