過去ログ - 優「姉ちゃん」千早「あら、優」
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15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/11/26(月) 00:21:55.12 ID:m5jHWnZY0
「ただいまー!」

「ただいま、戻りました」

事務所に響く二色の声。

明るい声と落ち着いた声、色で例えるとしたら赤と青。

外の寒さから逃げるような勢いで事務所に入ってきたのはヴォーカルレッスンを終えてきた天海春香と如月千早の二人だった。

小鳥「お帰りなさい」

P「二人ともお帰り」

帰って来た二人を労う為にプロデューサーと小鳥は顔を出す。

二人は事務所の暖房の暖かさを感じる為に着ていたコートを脱ぎながらプロデューサー達に笑みを返す。

外を走ってきたのだろうか、顔を僅かに上気させながら荒い息を吐いていた。

小鳥「外、寒かったでしょう?」

春香「はい、もう寒くて寒くて」

千早「すっかり、冬になってきましたよ」

そのままの流れで談笑を始めてしまう。

女三人寄れば姦しいとはよく言ったもので、すっかり事務所には華やいだ空気が充満していた。


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