40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/11/29(木) 11:52:45.30 ID:iBjLlxB20
千早「ッ!?」
弟に呼ばれて千早はハッとする。
目の前には心配そうに自分を見つめる弟の姿。
記憶の中にある姿と比較し、無事なことに涙が出そうになる。
慌てて涙をこらえ、平静を装う。
千早「ど、どうしたの?」
少し、声が上ずったがバレてはいないはずだ。
千早の言葉に優は答える。
優「食わないとせっかくの料理が冷めちゃうぜ?」
そう言ってまだ手のつけられていないパスタを指差す。
千早「そ、そうね。なにボーっとしちゃってたんだろ」
弟の言葉を笑って誤魔化す姉。
気を取り直すと、フォークを手に取りパスタを絡めると口に運ぶ。
トマトの酸味と唐辛子の辛さが口の中に広がる。
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