2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/11/25(日) 07:34:46.26 ID:cfSW/dgq0
めだか「ふむ…では門番とやら。ルールを教えてくれ」
門番「おっ!お嬢ちゃん威勢がいいねぇ」
善吉「おいめだかちゃん!どういうつもりだよ!!」
めだか「どうもこうも、私とて一生奴隷はごめんだ。断ることなどできんよ」
善吉「うっ…まあそうだな」
門番「それじゃあルールの説明だ。まずは番号だな。お嬢ちゃんは24番、坊主は25番だ」
めだか善吉「?」
門番「この国では三ヶ月に一度、市民権獲得のための勝負がある。この国に住みたい人がコロシアムで戦って、トーナメント式に勝ち上がった1人が新しい市民となれる」
めだか「この番号はトーナメントの物、というわけか」
門番「そうだ。で、勝負は三日間。初日の今日は第一、二戦が。明日には三、四戦が行われ、三日目は、真昼から最終戦が始められる」
門番「武器は何を使っても結構だが、他人の勝負を見ることはできない」
門番「一方が降参を申し出て、相手がそれを認めた時だけ降参することができる。それ以外は、先に動けなくなった方の負けだ。大概の場合、動けないってのは死んだってことだがな」
門番「勝負放棄は敵前逃亡とみなされ、発見次第殺される」
門番「勝負は住民ほとんどすべてがコロシアムに見学に来る。国王も専用席でご覧になる。見学する人間はすべて、勝負中に流れ弾などによってけがをしたり、もしくは死んでしまっても文句は言えない」
門番「最後に残った一人には、国王から直々に市民権を表すメダルを渡される」
門番「その時に何か一つ、この国に新たなルールを足すことができる。既存のものに矛盾していなければなんでもいい」
門番「国民が国の運営に振れるという行為だが、これはほぼご褒美として使われているな」
門番「今までの勝利者のほとんどは、「これから俺様の住む家がなくてはならない」とかの身勝手なものだ」
門番「そして、受付美にこの門を通り抜けた人は誰であろうと自動的に参加資格を得る。今日は最終日だ。お二人さん、運が良かったな」ニヤニヤ
43Res/27.25 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。