3: ◆1XmsYbpRzk
2012/11/26(月) 01:34:52.70 ID:xT30PnyB0
凛「それで、あなたは何もわからないと?」
新城「気づいたら、君の家にいたというわけだ。内装から察するに、ここは《帝国》かアスローンか。とにかく僕の故国ではないな」
凛「ええっとね…」
新城「つまり僕はさらわれたということだな。まったく、《帝国》も暇なことだ」
凛「そうじゃなくて…」
新城「皇室魔導院は給料泥棒だな。ここまで深く間者を侵入させるとは。畜生、羽鳥め…」ブツブツ
凛「聞きなさいよ!!」
千早「っ!」ビクッ
凛「あんたね、ちょっとは立場をわきまえなさいよ!」
新城「ほう?」
凛「私はマスター、あんたはサーヴァント! あんたにわかりやすく言えば、主従の関係よ」
新城「なるほど。よくわかった。それで、君は僕と僕の猫を抑える術を持っているのか?」
凛「当たり前よっ。私は魔術…」
千早「グルルルッ」
凛「…」
忘れていた。
彼らは紛いなりにもサーヴァントなのだ。生前がどうであれ、今や聖杯の恩恵を受ける存在。
その力は絶対的である。
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