6: ◆1XmsYbpRzk
2012/11/26(月) 01:38:11.12 ID:xT30PnyB0
電灯の少ない夜道を、少女と男と猛獣が歩く。
凛「それにしても…慣れないわね」
新城「剣牙虎は母性の強い動物だ。人間の子を守り育てたという例も――――」
凛「だとしても、ねぇ…」
巨大な牙は、安々と骨を砕くだろう。太い前足に殴られれば上半身は吹き飛んでしまうに違いない。
いくら魔術師といえど、そのような猛獣と一緒に歩くことなど非日常には変わりなかった。
凛「こんなのが戦争に使われていたなんてね……っあ、見えた。あそこが教会よ」
言峰「私が、言峰綺礼だ。よろしく新城中佐」
新城「ご厚意感謝します、言峰神父」
新城は軍服を脱ぎ、修道着に衣替えしていた。言峰のものではなく、教会にあったものだ。
言峰「本当は綺麗なものを用意したかったが、何分と時間がな」
新城「いえ、汚い服には慣れてますので。これで戦場に出れば将校ですよ」
凛「はいはい、そこまで! とにかく、私はこいつと聖杯戦争に参加すればいいのね?」
言峰「ああそうだ。イレギュラーだったにせよ、新城中佐が聖杯に選ばれた事には違いない」
凛「はぁ…先が思いやられるわ。それで、クラスは?」
言峰「ふむ、安直だがオフィサー(軍人)と言ったところか」
クラス:オフィサー 真名:新城直衛 属性:混沌・中庸
筋力:D 魔翌力:E 耐久:D 幸運:E 敏捷:D 宝具:?
戦闘続行:B 仕切り直し:B カリスマ:C 騎乗スキル:E 直感:C
千早
筋力:A 魔翌力:E 耐久:B 幸運:D 敏捷:B+
言峰「それでは、幸運を祈ろう」
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