過去ログ - 出木杉「0点って良いなぁ。」
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15: ◆iXEsAAsDhw[sage saga]
2012/11/26(月) 21:08:02.52 ID:366y66TAO
無言でスニーカーを脱ぐ。

元々は靴ひもを一回一回ほどいて脱いでいた。

だが、今はそれが億劫で、わざと弛く結んで脱ぎやすくしている。
以下略



16: ◆iXEsAAsDhw[sage saga]
2012/11/26(月) 21:09:01.00 ID:366y66TAO
どうもこうもないよ母さん。

いや、違うな。

どうもこうもありまくりだよ。
以下略



17: ◆iXEsAAsDhw[sage saga]
2012/11/26(月) 21:10:28.88 ID:366y66TAO




母「ヒデ・・・・・・ちょっと。」
以下略



18: ◆iXEsAAsDhw[sage saga]
2012/11/26(月) 21:11:30.35 ID:366y66TAO


我に返った途端、猛烈な反省の嵐に見舞われた。

いくら疲れて苛立ってるとは言え、親に対してあの態度はあり得ない。
以下略



19: ◆iXEsAAsDhw[sage saga]
2012/11/26(月) 21:12:02.03 ID:366y66TAO
【リビング】

コトッ

母「はい。どうぞ。」
以下略



20: ◆iXEsAAsDhw[saga sage]
2012/11/26(月) 21:12:38.68 ID:366y66TAO
僕はこの店のショートケーキが大好きだった。

誕生日、入学式、卒業式、テストで100点を取った時。

お祝いの時には、必ずこのショートケーキが食卓に並んだ。
以下略



21: ◆iXEsAAsDhw[sage saga]
2012/11/26(月) 21:13:23.52 ID:366y66TAO


母さんが静かに呟いた一言。

僕はその言葉の前に、何も言えなくなってしまった。
以下略



22: ◆iXEsAAsDhw[sage saga]
2012/11/26(月) 21:14:11.80 ID:366y66TAO
母「でもね、だからってお母さんもお父さんも『結果が出ないと努力と認めない』なんて言う気は更々ないんだよ。」



分かってる。
以下略



23: ◆iXEsAAsDhw[sage saga]
2012/11/26(月) 21:14:47.63 ID:366y66TAO


分かってる。

もし僕の体と学業とを天秤にかけたなら、両親は迷わず僕の体を選んでくれる。
以下略



24: ◆iXEsAAsDhw[sage saga]
2012/11/26(月) 21:17:03.89 ID:366y66TAO


分かってる。

分かってるんだ。
以下略



25: ◆iXEsAAsDhw[sage saga]
2012/11/26(月) 21:18:59.51 ID:366y66TAO
中断します。
また11時ぐらいに戻るかも知れません。
もし戻らなければ翌朝に。
失礼いたします。


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